盲導犬について知っていますか?

盲導犬とは?

盲導犬は目の見えない方や目の見えにくい方が、安全に道を歩けるようサポートをする犬です。盲導犬は、盲導犬ユーザーに段差を伝え、角を教え、障害物を避けるといった行動をとります。

ラブラドール

段差・角・障害物といった情報は、盲導犬がつけている白い胴輪(ハーネス)を通じて、盲導犬ユーザーに伝達されます。

 

日本で働く盲導犬の数は?

日本全国で登録されている盲導犬の実働頭数は、厚生労働省『身体障害者補助犬実働頭数』によると、令和5年10月1日時点で836頭になります。

一方で、厚生労働省生活のしづらさなどに関する調査』によると、日本における視覚に障害のある方は約31万人。

全員が盲導犬を希望している訳ではないとしても、その規模と比較すると、盲導犬の実働頭数が少ない印象を受けるでしょう。

 

盲導犬と一緒に行ける場所

盲導犬は、2002年10月に身体障害者補助犬法』が施行され補助犬として認定されており、目の見えない方や目の見えにくい方に同伴し、公共施設・交通機関、そして飲食店・スーパー・ホテルなど様々な場所に、制限を受けることなく出入りすることが認められています。

  

参考:厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000165273.html
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/seikatsu_chousa_h28.html