覚えておきたい地震発生時の行動(電車移動編)

覚えておきたい地震発生時の行動(電車移動編)

移動中に地震が起きたら?

皆さんは通学・通勤中に地震が起きたらどうしますか?満員電車に揺られている時、新幹線で遠方に出張中など、利用頻度も高い鉄道での地震は心配ですよね。実際に揺れた時の、とっさの行動。どうすればいいでしょうか?

新幹線に乗っているとき

時速100km以上で走る新幹線には、地震の際に脱線や線路崩落の危険性もあるため、揺れを探知すると

電車への送電が遮断され自動で列車が停止するシステムが搭載されています。

乗車中の場合には、緊急停止に備え、頭を下げて前の車両に捕まるなどして座席の外に投げ出されないようにしましょう。列車の停止後は、乗務員の指示に従いましょう。

電車に乗っているとき

時間帯や路線によっては身動きがとれないほど混んでいる電車。座っている人も立っている人も緊急停止に備える必要があります。

座席に座っている場合にはバッグなどで頭を守りつつ前方に屈んで姿勢を低くすること、立っている場合には手すりを掴んで転倒しないように注意が必要です。頭上にある荷物の落下や窓ガラスにも気をつけてください。

地下鉄に乗っている時

強い揺れを検知した場合には、緊急停止機能が働きます。手すりや吊り革などを掴んで衝撃に備えましょう。また地下鉄の線路には高圧電線が張り巡らされているため、避難のため勝手に外に出ると危険です。乗務員の指示に従い、落ち着いて避難することが肝要です。

また電車内で安全が確認できるまで留まる可能性も考えられます。普段からお菓子やお水、最低限の防災セットを持ち歩くこともオススメです。

【地震・火事・豪雨を想定】持ち歩ける"防災セット" ポーチ含む11点入り

移動中に地震に遭遇したくないですが、万が一に備え、地震が起きた時の行動を知っておくこと・駅の非常口を把握しておくこと・そして普段から持ち歩ける防災セットをカバンに忍ばせることで、備えを万全にしましょう。

(writer 松岡)

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