
覚えておきたい地震発生時の行動(運転編)
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運転中に地震が起きたら?

もしドライブ中に、大地震が襲ってきたらと考えてみたことはありますか?地震に驚いて急いでブレーキを踏んだら、後ろから追突されてしまった!前の車が暴走して衝突してしまった!など、地震が引き金になって起こる人身事故にも気をつけなければなりません。"大きな揺れがきた。"とわかったら、私たちはどうすればいいのでしょうか?
自動車を運転するとき

急ブレーキ・急ハンドルはしないと覚えてください。自分の運転中に地震が起きた場合は、周囲の状況に注意しながら徐行運転を行い道路の左側に停車すること。急ブレーキや急発進は、交通事故につながる恐れがあるため、出来るだけ普段と変わらない安全運転で停車することが重要です。
また、地震発生後はカーラジオから情報を収集し、場合によっては車を置いて徒歩避難も。その際は他の方の避難や災害対応の障害とならないような場所へ駐車するほか、万が一、邪魔な場合にも移動してもらえるようドアをロックせずキーを残したままにすることが求められます。
バスに乗ってるとき

通勤・通学でバスなど公共交通機関に乗っている時にも、地震がやってくるかもしれません。座っている場合には、
急ブレーキに備えて、体を前方の席の方に低く倒して衝撃にそなえましょう。窓ガラスが割れてくる場合もあるので、鞄などで頭部を守ることも大切です。
立っている場合は、体が吹き飛ばされたり転倒する恐れがありますので、手すりにつかまり怪我をしないようにしましょう。
いつ来るかわからない地震。どんな時でも冷静に最善を選べるように、いざという時の行動について考えてみてくださいね。
(writer 松岡)